決断

　九州で一緒に仕事をしていたときの同僚、というより友達が仕事を辞めた。丁寧にも電話連絡がありまして、九州の近況を教えてもらいました。うーん、相変わらずのようです。退職願の日付を1ヶ月早めるように指示があったり、引継ぎ期間の給料を払わなかったり、辞める月の給料を迷惑料として相殺、しかも退職後、請求書が来たりしているらしい。明らかに労働基準法違反ですよ、これ。友達は異業種に行くので、「徹底的に抗戦したら」って言っときました。後腐れもないし、彼の中でも気持ちの整理がついており、未練はないようだから。新しい道へ進むためには、3年間勉強せんといかんし、入学金やら授業料やらでお金もかかるし、蓄えはあるに越したことがないからね。友達の進む道は茨の道でしょう。同い年で、独身という身の上はオレと同じなんですが、進む方向がまったくの異業種、それにデビューするには必ず最短でも3年かかる道ですから。そういう決断をした、いや、せざるを得なかったのかもしれませんが、友達がうらやましいし、心配です。それに正直、自分はそこまでの覚悟ができるのか、って自分の現状を鑑みて思いました。夏は九州に行こうかなあ…。久々に皆に会いたくなりました。